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濃縮複合酵素 アネシス
1.特 徴
■生物触媒システムで濃縮された酵素複合体(アミラーゼ・カタラーゼ・エステラーゼ・イソメラーゼ・リガーゼ・オキドレダクダーゼ・プロテアーゼ・トランスフェラーゼ等々)でバクテリアを含まず、有機物の分解を促進し有効バクテリアの増殖活性化を図ります。
■不快な腐臭・悪臭を、触媒作用及び有機物分解反応により除去します。
■人体・動物・海洋生物など全ての生体系に安全です。
■非刺激性で人畜無害です。
■不燃性です。
■使用方法は、手動・電動スプレー・ヘリコプター等の散布及び注水が可能です。
2.効 果
■有機化合物の生分解
微生物の酵素は、一般有機化合物及び合成有機化合物を分解し、CO2・H2Oその他無害な無機化合物に分解及び発酵されることが知られています。特に、「濃縮複合活性酵素」は、低濃度BOD汚水の分解、更に難分解といわれる高濃度BOD(50,000mg/L程度)汚水の分解浄化も可能です。その理由は、複合酵素の特性により有機物の分解と微生物の有機分解を補助し、増殖活性化を促進するからです。また、擦発性有機物・脂肪・オイル・グリース・石油系炭化水素(TOH)・全懸濁固形物(TSS)等を分解するので、その結果化学的酸素要求量(COD)が低下します。
■有機分の腐敗に起因する悪臭の除去
触媒作用及び有機分解作用により、以下の悪臭を除去します。硫化水素(H2S)・アンモニア(NH3)・フェノール・メルカプタン等
■重金属の沈降・汚染度軽減
自動車のエンジン製造工場から排出される亜鉛・カドミウム・胴・クローム等の重金属の汚染度を著しく軽減します。
■土壌病害の軽減及び植物の健全化
土壌微生物の増殖活性化を促進し、精菌・拮抗作用等による土壌病害を軽減します。また、微生物算出栄養素及び土壌の団粒化により、植物の健全化を図ります。
■発酵食品・堆肥等の発酵日数を短縮
現住微生物の増殖活性化を図り、発酵食品や堆肥等の完熟期間を短縮します。
■湖沼・池・貯水池等の水質浄化・アオコの発生抑制
有機物を消化分解し、透明度の改善、沈殿物の減少を図り、リン・窒素・アンモニア等の自然減少を強化補助します。
3.適用例
◎下水処理場の廃水浄化処理及び臭気除去
◎工場排水汚水の浄化
◎食品加工工場の排水浄化、特に食肉加工工場の多含脂排水処理、油揚げ物工場の多含脂
◎排水処理
◎油脂化成工場洗浄排水の浄化
◎脱脂処理施設廃水処理
◎機械部品脱油廃水処理
◎クーリングタワー
◎溜め池・ゴルフ場の池水浄化
◎グリーストラップ、特にレストラン等の多含脂洗浄水の脂肪分解及び悪臭除去
◎蒸留酒(焼酎)・豆腐製造工場など難分解濃度BOD廃液の浄化処理
◎畜産廃水の高濃度BOD汚水の浄化及び悪臭除去
◎堆肥製造の発酵促進及び悪臭除去
◎一般トイレの悪臭除去及びBOD浄化処理
◎含石油廃液の分解処理
◎生ごみ等の堆肥促進及び悪臭除去
◎植物生育促進(園芸・農業)
◎一般洗浄処理(家庭用・工業用)
◎その他、広い範囲の汚水浄化及び悪臭除去・土壌改良に適用
4.製品構成酵素
アミラーゼ・カタラーゼ・エステラーゼ・イソメラーゼ・リガーゼ・オキドレダクダーゼ・プロテアーゼ・トランスフェラーゼ等
理論値では、約300種類。
5.製品種類と適用区分
(1)「AT−300N」
◆排水処理用
浄化槽・下水処理施設・発酵食品工場・醸造工場・畜産廃水処理施設・その他排水処理施設
◆汚染土壌改良用
石油系、廃棄物処理施設、最終処分場、その他処理施設
◆水質浄化用
湖沼・池・ダム・ゴルフ場・アミューズメント・競艇場・プール・クーリングタワー
◆堆肥化促進用
生ゴミ・畜産業・農業・資源化センター・その他の処理場
◆脱臭処理用
生ゴミ・汚水・下水・室内・畜舎・堆肥舎・その他悪臭除去
◆植物生育・土壌改良用
ガーデニング・園芸・農業
◆一般洗浄用
家庭用・商業用・工業用
(2)「AT−GX」
◆油脂分解・除臭・洗浄用
グリーストラップ・除害設備・動物湯・植物油・乳製品・エンジオイル・厨房設備・船底溜水・重油等石油系化合物・家庭用商業用・工業用・河川海洋
6.適用分野別実測例
(1)醸造工場廃液:96時間後
BOD(生物化学的酸素要求量)・・・1/3
COD(化学的酸素要求量・・・1/4
TSS(総浮遊物質量)・・・1/2
(2)食品加工場廃液:2時間後
BOD・・・(処理前) 230,000mg/L→(処理後)0.9 mg/L
COD・・・(処理前) 70,700mg/L→(処理後)12.0mg/L
n―H ・・・(処理前) 756,000mg/L→(処理後)ND(<5){ 株研テクノス分析}
(3)泡盛(焼酎)廃液:渇ォ縄県環境科学センター分析(BOD)
(処理前) 30,000mg/L→(処理後)10.5
mg/L
(4)豆腐藍液:渇ォ縄県環境科学センター分析
(処理前) 74,000mg/L→(処理後)12.0 mg/L
(5)畜産廃液:渇ォ縄県環境科学センター分析
(処理前) 15,000~18,000mg/L→(処理後)13.4 mg/L
(7)汚泥減量:5日後
浄化システム余剰汚泥
・・・MLSS → 1/2以下
・・・MLVSS→ 1/2以下
ラグーン内汚泥
・・・MLSS → 1/3以下
・・・MLVSS→ 1/3以下 且O井化学分析センター
(8)土壌微生物の増殖:72時間後
処理前の3倍以上
(9)堆肥化促進:3週間後(川崎テクノリサーチ分)
GPC比 (処理後)3.8 /(処理前)9.4
(10)湖沼・池・貯水池処理
湖水浄化:2ケ月後 処理後/処理前→ T−N 1.64/2.77
→ T−P 0.04/0.15s 西開発兜ェ析センター
池水浄化:4週間後→水質浄化・魚臭除去確認(写真データー:熊本長洲町「金魚の郷」)
(11)自動車エンジン工場廃液:1時間後
有機物
BOD・・・1/5以下
FOG・・・1/6以下
PHOS・・・1/5以下
重金属
亜鉛・・・1/4以下
カドミウム・・・1/100以下
胴・・・1/100以下鉛・・・1/100以下
クローム・・・1/100以下
(12) 含グリース廃液:72時間後
FOG(脂肪・油・グリース・燃料オイル・ディーゼルオイル)→1/20
TPH(総石油炭素系)→1/10
COD(化学的酸素要求量)→1/6
7.安全性
(1)人・動物に対する安全性及び刺激感応性
経口毒性:ラットに対する経口毒性実験を1,3,6及び24時間ごとに14日間にわたり検出した結果5g/以下の範囲で無害です。
点眼刺激:白兎に点眼0.1mLを使用したが、目の組織検査に重大な異常なし。
皮膚刺激:白兎の肌に0.5mL摩り塗りし、紅斑・浮腫及びその他の影響について検査した結果、異常なし。
(2)海洋生物に対する急性・慢性毒性実験
海水エビ(アルテミア):(濃縮複合活性酵素)100mg/L
メ ダ カ :(濃縮複合活性酵素)5.3mg/L
検査に結果異常なし
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